PWAとは? ノーコードアプリ
PWAとは、Progressive Web Appsの略で、モバイルサイトをアプリのように使える仕組みのことです。
Webアプリとは、ブラウザ上で使えるアプリケーションのことです。端末にアプリをインストールせずに機能を使えます。
「アカウントがあれば、多数の端末で使える」「常に最新情報を表示できる」などのメリットがありますが、インターネットに繋がっていない環境では使えません。
ネイティブアプリとは、スマートフォンやパソコンにインストールして使うアプリケーションのことです。インターネットに繋がっていなくても動作するのが特徴です。
App StoreやGoogle Playといったアプリストアから入手するもののため、リリースやアップデートの際は審査があります。ExcelやWord、Photoshopなどが代表的です。
Webアプリとネイティブアプリ、双方の良い部分を持っているのがPWAになります
PWAの3つの機能とできること
ユーザーの端末へインストールできる
PWAは、インストールしたらユーザーの端末のホーム画面にアイコンが設置されます。ユーザーはホーム画面のアイコンをタッチするだけでWebサイトを閲覧できます。
キャッシュを利用した高速表示やオフラインでの動作
PWAを導入すると、Service Workerの機能により、Webサイトのコンテンツがキャッシュされます。キャッシュは、オフラインでもWebサイトへアクセスできるだけでなく、ページの高速表示を可能にします。
プッシュ通知によるユーザーへのアクション
従来のWebサイトでは利用できないプッシュ通知が可能になるのも、PWAの機能の1つです。これにより、ネイティブアプリと同様に、ユーザーに対して最新情報やお知らせが通知できます。
GPS(位置情報)の利用
PWAの機能にはGPS(位置情報)の利用もあります。企業はGPS(位置情報)を利用して、各地でのサービスをリアルタイムに提供することが可能です。
PWAの5つのメリット
1.アプリの審査が要らない
2.ユーザーとの接触シーンが増やせる
3.ユーザーのサイト直帰率を下げられる
4.アクセス数やCV数の向上が期待できる
5.Webサイトのアクセス解析が利用できる
PWAの3つのデメリットと注意点
1.iOSとAndroidで機能の違いがある
2.ネイティブアプリを運用している場合はコストが重複する
3.アプリストアでユーザーに見つけてもらえない